引っ越し、新築、一人暮らし、、、
ゆったりとしたソファは憧れですよね?
とはいえ、家具屋に行っても何十種類もあるソファの中から選べない。
そんなあなたに数あるソファの選び方、いや絞り方をお伝えします。
目次
1 布or合皮or革
まず素材を選びましょう。これらの素材のメリットとデメリットを見ていきます。
布
メリット① 安い
メリット② 合皮や革と比べて柔らかいため、包まれる感じがする
デメリット① 汚れると落ちない可能性が高い
合皮
メリット① 布よりかは高いが革より安い
メリット② 多少の汚れは拭き取れる
デメリット① いつかはぼろぼろになる
革
メリット① メンテナンスをすればするほど長持ちする
デメリット① 高い
布はともかく合皮と革の違いがよくわからないという方もいますが、合皮は人工物、革は天然物、です。
メンテナンスのところでも説明しますが、革は人間、合皮はロボットと例えるとわかりやすいですね。
人間にスキンケアのクリームや日焼け止めクリームを塗ると肌は傷みにくくなります。ケアをすればするほど長く持ちます。
しかし、ロボットにそういったケアをしても意味がないですよね。傷が多少つきにくくなるかな、というぐらいです。
合皮のバッグを使われている方はわかると思いますが、ぼろぼろと剥がれてきたことありませんか?
人工物であるからこそこれは避けられないです。
革もメンテナンスをしなければ同じ症状になりますが、長く保つことはできます。
2 背もたれがハイタイプorロータイプ
ハイタイプかロータープかの違いは座ったとき頭を支えるところまで背もたれがあるかどうかの判断で大多数大丈夫です。
ハイタイプ
メリット① 頭まで支えてくれるためゆったりと座れる
デメリット① 比較的大きな商品が多く場所を取る
デメリット② 部屋が狭く見える
ロータイプ
メリット① コンパクトな商品からワイドな商品まで幅広く扱っている
メリット② 背が低いため目立たない
デメリット① リラックスというよりかは座る場所という感覚が近い
壁付けに置かれる方はハイタイプで良いと思います。
しかし、中央付近に置かれる方は、目線に注意して考えてください。
例えばダイニングテーブルとテレビの間にソファを置く場合、ダイニングチェアからテレビは見えますか?
ソファの背もたれが邪魔して見れない状況ではないですか?
そもそも中央にソファを置いて歩くスペースはありますか?
お店よりも家で見ると大きく見えますよ。
3 三人掛けor二人掛けorカウチ(コーナー)タイプ
三人掛け、二人掛けという名前ではなく幅で選んでください。
最近では小さめの三人掛けと大きめの二人掛けの幅が変わらないものもあります。○○cmから三人掛け、という風に決まってないからです。
カウチ(コーナー)タイプを選ばれる方は、カウチ部分が左右に移動できる商品であるのか、そうでないかの確認を必ずしてください。
模様替えや引っ越しの際、左右の長さを逆にしたいと思ったとき、どうしようもなくなることがあります。
実際に購入した時には必ず家に入れるときには想像よりも一回り大きいと考えてください。
広くて開放的なお店で見るのと、限られた面積である自分の部屋で見るのとでは全然感覚が違います。
4 ソファの座面や背もたれは固めor柔らかめ
固めが向いている方
長時間(1時間以上)座る方、ドラマやテレビを見る方
⇒柔らかいとどんどん身体が沈んでいき、腰が疲れてきます。疲れるたびにソファの上でもぞもぞ動くので意外としんどいです。
柔らかめが向いている方
仕事終わりなど一時的にリラックスしたい方
⇒柔らかい生地に包まれ大きくリラックスできます。寝落ちするほどです。笑
5 色の選び方
ソファを部屋の中でも目立たせるか、目立たせないかによります。
これは他の家具の色や目指したい雰囲気(アジアンや北欧スタイルなど)によります。
僕の場合は濃い茶色で統一しているため、濃い茶色のソファを購入しました。
アジアンであれば緑やオレンジの選択肢があるでしょう。北欧スタイルであれば、白やベージュなど薄目が良いでしょう。
赤やオレンジ、黄色などのソファを買ってみたいけど勇気が出ない、、、わかります。本当に自分の部屋に合うかわからないし、今後飽きるかもしれない。
そのときはソファの上にクッションを置きましょう。クッションであればそれほどお金がかけることもなく試すことができますし、これも差し色というテクニックになります。
緑のソファの上にオレンジを置くと元気になりますし、青を置くと少し落ち着きます。
不安な方は茶色、ベージュ、グレーを選べばまず他の家具と色でけんかをすることはないでしょう。
6 【購入した後は?】メンテナンス方法
布
万が一汚れた際は乾いた布を当て布にして、湿らせた布でポンポンと当ててください。このときごしごしとすると毛羽立つ可能性があります。
また、水をはじいたり汚れをつきにくくする商品もありますので一度試してみてください
合皮
乾いた布で定期的にさっと拭いてください。汚れたからといって湿らせた布で拭いた後、濡れたまま放置するのはいけません。後でも説明しますが、水は天敵です。
革
革用のメンテナンス用クリームと汚れ落としがあります。通常の革用クリームもありますが、きちんとソファ用クリームを使いましょう。
おすすめはこちら
僕も愛用していて、3カ月に一度クリームを塗りなおしています。
メンテナンスを怠ればすぐにダメになってしまいますからね。
7 【購入した後は?】合皮や革における天敵
購入してメンテナンスもしっかりしている。でも、すぐにぼろぼろになった。
それは合皮や革が何に弱いのかという基本的なことを抑えていないからです。以下の場所に置いたり使用状況を考えましょう。
②クーラーなど風が当たる場所
③半袖半パンでソファに座ること
部屋の構造上など難しいかもしれませんが、この3点はできる限り避けてください。
簡単に言うと、乾燥や水に弱いです。
直射日光は座面を硬化させてしまいます。クーラーなど乾燥させるとぼろぼろになりやすくなります。
革用クリームなどメンテナンス商品は人の肌に潤いを与えるものなのに乾燥させては意味ないですよね。
半袖半パンが悪いとは言わないですが、塩分のある汗が付着したまま放置すると、革の水分を吸ってしまうため、結果としてダメージを与えてしまいます。
人の肌に例えてみましょう。
真夏の海辺で日焼け止めもせず潮風を一日中浴びていたらどうなりますか?肌はぼろぼろになりますよね?
屋内プールではそのようなことはなりません。メンテナンスももちろん重要ですが、根本的に場所に大きく左右されます。
できる限り使用状況を浮かべてもらえるようなソファの選び方を提案しました。
1~4の絞り方をすれば、そのお店にあるソファの選択肢は数種類まで絞れているとは思います。
後は思い切りが大事です!
僕は結構高価なものを買いました。考え方としては、1日多くの時間を過ごすものにはお金をかける、という考えを持っているからです。
ちなみに僕はこれを買いました。
生活に花を咲かせましょう!