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人生の3分の1は睡眠であり、良い睡眠こそが日中のパフォーマンス向上につながる
まさにその通りだと思います。
しかし、良いマットレスを購入したい一方で、
学生・単身赴任だから一時的・数年間しか使わないから、安くてそこそこ良いのが欲しい
簡単に持ち帰れる・持ち運べるマットレスが欲しい
と考える方も多いです。
その中で、登場したのが圧縮ロールマットレスです。
圧縮ロールマットレスとはどのようなものなのか。
ニトリでおすすめされている圧縮マットレスは何なのか
徹底的にレビューしていきましょう。
目次
【早見表】みそのおすすめ圧縮ロールマットレス
圧縮ロールはほとんどのニトリマットレスに採用されていますので、今回は人気かつお値打ちのマットレスを紹介したいと思います。
※店舗規模によって在庫を持っていないところもあるのでご注意ください。
RRS(ネット限定品)←みそおすすめ!
ZERO EM←みそおすすめ!
上記を選んだ基準は以下の通りです。
・圧縮ロールマットレスであること
・ボンネルコイルよりもポケットコイル
・お値打ちの15,000円以下で購入でき、気軽に購入/排気ができる
ニトリで販売されているマットレスのほとんどが圧縮されていますので、それらをすべて紹介しても意味がありません。
そのため、今回選ぶにあたって基準を作りました。
元販売員の目線からしても、お値打ちのマットレスを選ぶのであれば、これらから選んでいただければ良いです。
ちなみにですが、圧縮ロールマットレスはこれ以上のマットレスを求めるのであれば、Nスリープがおすすめです!
圧縮ロールマットレスってそもそも何?
簡単に言えば、上の写真のように、マットレスをロール状に圧縮して、梱包を小さくすることで持ち運びをしやすくしたマットレスのことです。
コイルなしのマットレスであれば今まで圧縮ロールや小型化した商品はありました。
今までなかったコイルありのマットレスを圧縮ロールしたという点です。
圧縮梱包をすることによるメリットは、お客様が持ち帰れるパッケージにできたということです。
また、復元に2〜3日かかると記載がありますが、10分あればある程度復元できます。
しかし、見た目ではわからないところ(特にウレタンといった詰め物)では、完全に復元できてはいないため、可能な限り開封後は時間をおくようにしましょう。
ニトリのホームページに記載があるように、2〜3日開けておくのが理想ですが、難しければ半日は空けておきたいですね。
そのため、少なくとも午前中には開封しておくのが理想です。
後はお値段にも反映しています。
これだけマットレスが安い理由は、圧縮梱包をしたことで、一度に運べる(輸送できる)量が増え、輸送回数が減少、そして持ち帰れることでお客様宅への宅配回数も削減したことが、経費の削減、さらには輸送中に出るCO2排出量の大幅な削減に貢献しました。
今で言うとSDGsに貢献している、ことになりますね。
そのため、少し昔ですが、2015年度GOOD DESIGN AWARD(グッドデザイン賞)にも選ばれており、マットレス界に衝撃を与えました。
それ以後もグッドデザイン賞を受賞されていますね。
ボンネルコイルかポケットコイルか
圧縮マットレスを紹介する前に、コイルの説明をしたいと思います。
ニトリのホームページでは下図のような説明があります。
どちらも良いように見えますが、ボンネルコイルはすべてのコイルが連結している以上、一箇所にかかった荷重が他のコイルも引っ張ってしまうため、耐圧分散が正しく行われません。
一方、ポケットコイルであれば、重いところ(特に頭、肩、お尻)のコイルだけ沈むように設計されているため、適切な寝姿勢を保つことができます。
イメージが上図になりますが、ボンネルコイルよりもポケットコイルの方が品質としても値段としても上がります。
とは言っても、ニトリであれば税込1万円以内から購入できるので、基本的にはポケットコイルを選びましょう。
ちなみに、ノンコイル(コイルが入っていない)もありますが、かなりクセがあるのでおすすめしていません。
ウォーターベッドやエアベッド、今までノンコイルのマットレスを使っていた、という人であったり、よほどコイルがあると寝にくいということがなければ、コイルあり、それもポケットコイルをおすすめしています。
コイルありのマットレスの方が通気性が良い、ということも理由としてあります。
コイルは渦巻いているため、それぞれのコイルの中心に空洞ができるため通気性が良くなるため清潔に使うことができます。
通常のコイルなしマットレスでは、ウレタンなど詰め物がぎっしりと詰まっているため、通気性が悪く湿気が溜まりカビが起きやすくなりますからね。
特にフローリングに直置きして使う方は注意が必要です。
僕もやってしまったことがありますが、通気性が悪いとフローリングがカビで黒ずんでしまいます。
【詳細】ニトリの圧縮ロールマットレス紹介
みそがおすすめする圧縮ロールマットレスは全てポケットコイルとなっています。
そのため、あとはお値段や使い方との相談ですね。
EP(ネット限定品)(8,990~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・お値段の割に質の高い高密度ウレタン2層
・スモールシングル・シングル・セミダブル・ダブル・クイーンの5サイズから選べる
・厚さ(高さ):20cm
ニトリにおける圧縮ロールマットレス(ポケットコイルマットレス)で一番お値打ちです。
率直に言って、ポケットコイルのマットレスで10,000円を下回るのは凄いです。
他のメーカー品だと30,000円ほどするマットレスでもポケットコイルではなく、ボンネルコイルが使われています。
(ポケットコイルは1つ1つのコイルが独立していて、点で体を支えるため、耐圧分散が優れていますが、ボンネルコイルは全てのコイルが繋がっているため、体の中でも重いお尻が沈んでしまいます)
とりあえず安くて良いからポケットコイルマットレスを試してみたい、と言う方にはおすすめです。
EPレビュー・口コミ
R03(ネット限定品)(9,900~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・樹脂綿を採用することによりウレタンよりも硬めの寝心地に
・スモールシングル・シングル・セミダブル・ダブル・クイーンの5サイズから選べる
・厚さ(高さ):20cm
EPより1,000円お高めのR03。
ただ正直に言って、R03を購入するくらいならEPの方が良いかな、という印象です。
もちろん、詰め物は樹脂綿を入れることにより、固さは上がっていますが、比べたらわかる程度でそこまで固くはありません。
固さで安いものを選ぶのであれば、少しお高くなりますが、次のRRSを選んだ方が満足度は高いと感じています。
R03(ネット限定品)レビュー・口コミ
RRS(ネット限定品)(13,900~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・独自の縫い込みキルティング
・エッジサポートにより端の落ち込み軽減、および横揺れサポート
・通気性の良い4Dメッシュ生地
・シングル・セミダブル・ダブルの3サイズから選べる
・厚さ(高さ):21cm
RSSはお値段の割にかなり作り込まれたマットレスです。
その特徴をお伝えしていきます。
1つ目は独自の縫い込みキルティングが使用されていることです。
これだけ聞いても「?」だと思いますが、簡単に言うと、この縫い込みでマットレスのふんわり感・耐久性・通気性をUPしています。
1万円少しのマットレスに採用するような縫込み技術ではありません。
これだけでもかなり価値は高いです。
またフェルトも再生処理されていない未利用の繊維「バージンフェルト」を採用しているので、非常に衛生的ですよ。
2つ目にエッジサポートと呼ばれる、側面が硬めのコイルが使用されている点です。
例えばマットレスから立ち上がる時、必ずマットレスの端っこに座ると思いますが、その際エッジサポートがなければ大きく沈み込んでしまいます。
また、マットレスの側面を強化することにより、マットレスそのものの耐久性や寝ている間にマットレスから落ちてしまうことを防ぎます。
基本的にはメリットしかありませんね。
3つ目は4Dメッシュ生地が採用されていることです。
スポーツ用品やスニーカー、キャップなどに採用されている生地であるため、非常に通気性が良い物となっています。
正直これだけの機能が詰まって1万円少しであれば非常に買いですね。
RRS(ネット限定品)レビュー・口コミ
ZERO LIGHT3 VB(11,900~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・高さを抑えた薄型ポケットコイルマットレス
・シングル・セミダブル・ダブル3サイズから選べる
・厚さ(高さ):12.5cm
薄型のポケットコイルマットレスをお探しであれば、「ZERO LIGHT3 VB」も視野に入ります。
しかし、特に特徴はないため、薄型希望でなければ他のマットレスの方が良いですね。
逆に言えば、薄いマットレスが欲しい、しかもポケットコイル採用のもの!という方にすれば、これほどぴったりな商品はないですね。
ZERO LIGHT3 VBレビュー・口コミ
ZERO EM(14,900~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・「かんたん」分別でグッドデザイン賞を受賞
・シングル・セミダブル2サイズから選べる
・厚さ(高さ):16cm
なんと言っても、処理が簡単というのが一番です。
特に出張や学生など短期間しか使用しない場合は購入よりも捨てる時を考えるもの。
その点、ZERO EM は「かんたん」に分別して廃棄できるということで、2021年のグッドデザイン賞を受賞しています。
上図の写真のように、不織布とウレタン、マットレスは簡単に切り分けることができるので、見た目以上に処分が簡単です。
マットレスの機能は ザ・普通 ですが、納品の時は大丈夫だけど、捨てる時どうしよう、、、とはならないので、安心して良いですよ。
ZERO EMレビュー・口コミ
ZERO VB(13,900~円)
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・シングル・セミダブルの5サイズから選べる
・厚さ(高さ):16cm
率直に言って、ZERO EM を購入した方が良いです。
販売時期もZERO EM の方が新しいですし、ZERO EM の方が「かんたん分別」にも対応できるので、同じ値段であれば
ZERO VBを選ぶ必要もありません。
そのくらい、普通のマットレスですね(他のメーカーも含めると十分に機能は良いんですけどね)
ZERO VBレビュー・口コミ
元販売員みそが選ぶニトリのマットレスおすすめは「RRS」と「ZERO EM」
どれを選べばいいんだろう。。。
販売員をしていたので、このブログで紹介したものだけでなく、数十種類以上の圧縮ロールマットレスを見てきましたが、現在販売している中でおすすめできる「お値打ち」の圧縮ロールマットレスは「RRS」と「ZERO EM」です。
「RRS」をおすすめする理由は、なんと言っても値段の割に高機能であるということです。
・体の凹凸を点で支えるポケットコイルマットレス
・独自の縫い込みキルティング
・エッジサポートにより端の落ち込み軽減、および横揺れサポート
・通気性の良い4Dメッシュ生地
他の圧縮ロールマットレスと比べても段違いの機能を持っています。
個人的にはエッジサポートが嬉しいですね。立ち上がる時って、毎朝同じところに腰掛けると思うのですが、やはりそれがずっと続くと、へたりが早くなります。
例え短期間しか使用しないとは言え、数年経っただけで使えないほどマットレスがへたってしまう、とか嫌ですからね。
4Dメッシュ生地も好きです。というのも、僕は学生時代安いマットレスを床に直置きしていたのですが、通気性が悪かったので、マットレスだけでなくフローリングもカビて黒ずんでしまったんですよね……
値段と機能を考えれば、「RRS」が一択ではないかと思います。
ただ「捨てる」ことだけを考えるならば、「ZERO EM」となります。
2021年のグッドデザイン賞も受賞していますが、短期間しか使用しない場合って、捨てるときも念頭に考えてマットレスを購入すると思います。
しかし、「ZERO EM」であれば、簡単に捨てることができるので、体によくないやすーい数千円のマットレスで我慢する必要がありません。
マットレスは睡眠の質を左右するので、できる限り良いものを選んでおきましょう。
まとめ
圧縮ロールマットレスはの機能は日々向上しています。
昔であれば絶対圧縮できなかったマットレスでさえ、今は圧縮ロールに対応しているくらいです。
マットレスの搬入が難しい、一人暮らしや単身赴任だから高いマットレスはいらない、そういった方でも気軽に使える圧縮ロールマットレスはおすすめですよ!
今回は気軽に購入できる(15,000円以内に収まる)圧縮ロールマットレスを紹介しましたが、もっと高品質のマットレスをお求めの方はニトリブランドであるNスリープをおすすめします。
下記のリンクでもがっつり説明しているので参考になると思いますよ。
睡眠の質を追い求めたNスリープ。他社メーカーに引けを取らない品質でお値段は格安。
「なんか、最近朝起きた時だるいな…」
そう思う方はぜひ、Nスリープを検討してみてください。
すぐに持って帰って使いたいんだけどなぁ…