今回は路線変更。笑
メリークリスマス!笑
心に沁みた、そして生き方も考えさせられた本。
率直に泣きました。
映画化されているとか、ベストセラーとかは全く知らずに手に取った本だけれども、これまでの人生で満足したのか、ということを問いかけられた気がする。
「自分の余命を1日延ばすたびに、世界から一つ存在しなくなる」
余命が一日だと思うと自分がやるべきことは多くあることを自覚する。
しかし、自覚した時には遅くあと1日しかない。
日々の生活において、いつ終わっても後悔しない生き方ができていたのか。
逆に、この本を読んで後悔しない選択をすることができるのか。
今自分たちが生きている一日はとても軽い。
それは明日があると何も疑問を持っていないからだ。
もちろん、自分がいついなくなるのかはわからない。
しかし、この小説では自分の終わりがわかってしまう。
その中で主人公がやるべきこと、判断すべきことを考えていく。
自分だったらどうするか、そんな想いがふつふつと湧き出てくる。
さて、主人公は題名の通り、世界から猫を消して自分の余命を1日延ばすかどうかの決断を迫られる。
答えは知っていても心のくるストーリー。
おすすめです。


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