みなさん日記を書いていますか?
僕は就職してから日記を書き続けています。
いや、正しくは「記録」を書き続けています。
そして、「記録」を書き続けることを勧めます。
日記と記録は何が違うのでしょうか。
また「記録」を書き続けることの意味や重要性を考えてみます。
日記は思い出の積み重ね、記録は経験の積み重ねである
日記というのはその日起こったことに対して、自分の感情を書き連ねます。
今日は楽しかった。悲しかった。おもしろかった。腹が立った。
記録というのはその日起こったことをありのままに書き連ねます。
今日は○○に行った。○○をした。○○があった。
日記を振り返った際、思い出すのは、あの時は楽しかった。悲しかった。おもしろかった。腹が立った。という感情です。
記録を振り返った際、考えるのは、○○に行った。○○をした。○○があった。という事実です。
去年はあれをしていた。一昨年はあんなことをしていた。でも今年はこれをしている。
その違いが自分はこういうことができるようになった、あの時はこんなことしかできなかったのか、など成長を感じることができるのです。
なぜ記録を書くのかというと、その時に感じた想いは記録を見るだけでも思い出されるからです。
本当の思い出って、あのときUSJ行って楽しかったなーとか、高校の文化祭で踊ったよね、とか何も書かなくても思い出すことができます。
なぜここまで記録にこだわるのか。次の説明になります。
日記は続かない
日記と記録。この違いは今後の継続力にもつながります。
何かをやろうと思って続かなかったことはありませんか?
今回のテーマでいえば、過去に日記を書こうと思って続かなかったことはありませんか?
それはめんどくさい、その言葉ですべてに理由がつくと思います。
はじめは楽しくかわいい日記帳を買い、意気揚々といろんなペンを使い日記を書く。
しかし数日たつと何を書いていいのかわからない、もしくは同じことしか書けないという症状に陥り書けなくなる。
僕も同じ道を歩みました。
思い出を書くことは読み返した際、楽しかった、悲しかった、おもしろかった、腹が立った、当時の記憶はリアルに思い出されて、それが懐かしくも感慨深くもなります。
しかし、続かなければ日記は成立せず、読み返すこともありません。
そのためまずは記録をつけるのです。
記録であれば、何も考えずに短文で済む。だからこそ続くのです。
例をあげましょう。
7-8 読書(言葉は現実化する)
9-18 仕事(○○企画プレゼン)
19-21 ○○さんとごはん
21-22 ブログ
僕が書いているのはこのぐらいです。もちろん休みの日は、○○へ行く、○○を買う、なども書きます。
仕事で忙しい日は、9-21仕事、しか書かない日もあります。
僕の中のルールは書きたい(書ける)分だけ書く。それは一言でも、多くを書きなぐっても同じです。
めんどくさい、その感情が大きくなれば書かなくなってしまうからです。
どんな「記録帳」がおすすめか
僕が使っている記録帳は1冊で5年間使用でき、1日6行ほどしか書くスペースがない手帳です。
ポイントは1日で書くスペースが少ないこと。
僕自身が使っているものは2014-2018年の5年モデルで今販売がないため、構造が同じものをおすすめします。
この手帳を使うメリットとしては、一日当たりの行数が少なく、書く分量が必然的に少なくなるため、続けやすいという点があります。
一番のメリットは昨年までの自分の記録を簡単に見ることができることです。
今日自分が書く一つ上の行に去年自分が書き込んだ記録があるのですから、去年自分がやったことを見て成長を感じたり、逆に頑張らないと、と思うことがあります。
いきなり1日1ページ書くような日記帳はいずれ空白部分が多くなり、書かなくなります。
また、去年と簡単に比較できるものがないと、それこそ単なる自己満足の日記で終わります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まずは続けること、これが重要です。
「日記を書く」「記録をつける」ことに頑張りすぎない環境を作るために、一日当たりの書く量が少ないほうが良いのです。
もし好きなのであれば、翌年大きなものを購入すればいいだけです。
どんなデザインが良いか、というのも毎日書くモチベーションが上がる要因になると思います。
僕はあくまでも記録にこだわりましたので、上記のようなシンプルな記録帳を使っています。
そして身の丈に合った記録帳を手に取りましょう!


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