スマホに月7000円以上も払っていませんか?
毎月支払っていると馬鹿にならないですよね。
格安simって何? 安くなるの? やってみたいけど不安。。。
そんな声を友人から相談され、僕自身が調べてきた知識を皆さんにも共有したいと思います。
ラインモバイルなら使用方法によれば月2000円以内に収めることも可能です。
ここではラインモバイルとはどういったものなのか、乗り換え方法や使用方法を詳しくお伝えしていきます。
目次
LINE MOBILE(ラインモバイル)ってどんな格安simなの?
LINE MOBILE(ラインモバイル)という名前を知っている人は少ないでしょう。
しかし、LINEを知らない人はいませんよね。
多くの人が使用しているLINE。
メールよりも気軽に使えるということで爆発的に広まり、使用しない人が少ないという言えるほどになりました。
LINE MOBILEはLINE株式会社が運営する格安sim
ラインモバイルは「格安sim」と言われる(MVNO)と呼ばれるサービスです。
そう言われると難しく聞こえるかもしれませんが、ここでは携帯電話会社の一つと考えたほうがわかりやすいと思います(もちろん現実的には違いますが)
LINE MOBILEの料金プラン
LINE MOBILEには3種類のプランが用意されています。






どれを選んだらよいのかわからない人は「コミュニケーションプラン」の3GBでよいと思います。
電話を使われる方は「音声通話SIM」を選びましょう。
容量に関しては足りなければプランを大きくすればよいですが、1GBはライトユーザー向けなので、少しでも動画を見る方は避けたほうがいいです。
電話を使われない方は少数だと思いますが、他の携帯電話やスマホとの2台持ちであれば「データSIM」を選べば良いでしょう。
スマホ本体は別料金
ラインモバイルでは端末とのセット販売もありますが、上記の料金プランには端末は含まれておりません。
例えば、通信料金(1690円/月)+スマホ本体料金(2000円/月)=3690円/月 となり必ずしも2000円以内で収められるとは限りません。
それでも大手キャリアと比べたら安いことには変わりませんが。
ご自身が今持たれているiPhoneを使用し続けるならば、通信料金(1690円/月)のみで使用できます。
公式でもiPhoneが使えることを明記


(2017年10月4日現在のトップ画像です)
iPhone5C以前や未発売(2017年10月4日現在)のiPhoneXは動作不明となっていますが、ほとんどの方は対応機種をお持ちでしょう。
ドコモのネットワークを使用(au・ソフトバンク端末の方は注意)
ラインモバイルはドコモの通信ネットワークを利用しているため、北海道から沖縄までドコモでつながるエリアはつながります。
ドコモの端末にラインモバイルsimを使用することは問題ないですが、auやソフトバンクの端末にラインモバイルsimを使用しても使用できない場合があります。
上記の写真のように、simロック解除が必要なもの、そもそも使用できないものがありますので注意をお願いします。
LINE MOBILE(ラインモバイル)をiPhoneで使用した時の料金は?
ドコモで2年契約が終了したiPhone6で月額料金を考える
基本プラン :カケホーダイプラン(2700円/月)
パケットパック :データSパック2GB(3500円/月)
インターネット接続サービス:SPモード(300円/月)
割引 :U25応援割(-500円/月)
合計 6000円/月
ドコモではiPhoneの端末代金を支払った後も6000円も支払わなければなりません。
ラインモバイルなら「コミュニケーションプラン(3GB)」で「1690円/月」のみ。
6000円-1690円=4310円/月 も安くなるのです!
もちろんカケホーダイがついていないので一概な比較はできませんが、ラインで電話すればタダです。
ラインで電話しづらい、もしくはふさわしくない相手がいる。
その場合は「10分電話かけ放題」が「880円/月」のサービスがあるので、会社や業務使用で頻繁にかける必要がない限りは大丈夫でしょう。
大手キャリアでは必要以上のお金を支払っていたことがわかります。
ドコモで2年契約を始めるiPhone8で月額料金を考える
基本プラン :カケホーダイプラン(2700円/月)
パケットパック :データSパック2GB(3500円/月)
インターネット接続サービス:SPモード(300円/月)
割引 :U25応援割(-500円/月)
機種代金(分割) :iPhone8 64GB(3699円/月)
端末割引 :月々サポート(-2376円/月)
合計 7323円/月
LINEモバイルでのプラン
LINESIM「1690円/月」+iPhone8 SIMフリー(85104円=7092円/月 1年で全額支払い)=8782円/月
合計 8782円/月(1年目) 1690円(2年目)
1年目は大手キャリアよりも高くつきますが、本体代金を支払ってしまえば2年目以降はとても安くなります。
大手キャリアにおいて2年目終了の契約更新費までに解約すると違約金が発生するので、2年以内に解約することは現実的ではありません。
そのためSIMフリー機を購入してラインSIMで運用したほうが安いです。
LINE MOBILE(ラインモバイル)のメリット
「カウントフリー」でLINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題(コミュニケーションプラン)
カウントフリーというサービスはそのアプリを使用している際のデータ通信量はカウントしない、ということです。
他の格安simではラインをするのもデータ通信量に加算されるけれども、ラインモバイルでは加算されない。
つまり、LINEアプリの通話やトークは容量制限とは全く関係ないのです!
料金プランが3種類あるのは上記で説明しました。
LINEフリープランはLINEアプリの通話やトークが使い放題
コミュニケーションプランではこれに加えて、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題
これがコミュニケーションプランを推薦する理由です。
日常使うアプリの代表ですね。これらの通信量を考えることなく使用できるのです。
MUSIC+プランはMUSICを使用されている方にはさらにおすすめです。
LINEモバイルなら年齢認証機能は解決する
LINEモバイルなら大手キャリアのように年齢認証やID検索もできます。
こういった格安simサービスでは年齢認証ができず、ID検索機能が使えないことが多いです。
これって友達を追加する際、地味に面倒ですよね。
しかし、LINEモバイルではもちろんLINEが運営しているため、LINEモバイルを契約する際に記入した生年月日から判断してくれます。
そのため、SMS付きプランではなくてもLINEモバイルではLINEアカウントを作ることができるのです。
LINEの友達にデータをプレゼントできる
自分のデータ通信量が余ったときに容量超えた兄弟姉妹にあげる。友達へのちょっとしたプレゼントにあげる。
積極的に使用する機能ではないかもしれませんが、ちょっとしたときに便利なサービスです。
この機能を使用するには利用者連携をする必要があり、以下の手順を進んでいきます。

残りのデータ容量を確認できる
今月どれだけ使用して、残りの容量はどのくらいか。
これは知っておかないと月末には容量が足りないと悲惨な状況になってしまうかもしれませんね。
これも上記の利用者連携を行うと確認できるようになりますので、積極的に活用しましょう。
LINEで使えるポイントがもらえる
月額基本利用料の1%分のLINEポイントが毎月貯まります。
もちろん貯まったポイントでLINEスタンプなどを購入することができるので大変お得ですね。
LINEポイントは大手サービスに発展していく可能性があることを考えると、魅力的なサービスです。
サポート体制「いつでもヘルプ」が便利
通常のインターネット関連のサービスでは電話オペレーターもしくはメールでのお問い合わせが主流ですが、LINEモバイルではLINEトークを利用したサポートにも対応しています。
電話やメールでの問い合わせに抵抗ある方でもLINEトークであれば聞きやすいかと思います。
電話のようにオペレーターと話すまで待ちに待たされ、通話を切らされるということがないので、ストレスなく使用できるものであります。
端末保障プランは持ち込みでも適用できる
LINEモバイルで購入したスマホに対しては「月額450円」、自分で端末を用意する場合は「月額500円」で端末保障を受けることができます。
そう、LINEモバイルで購入せず、自分が持つiPhoneと持ち込んでも端末保障を受けることができるのです。
注意点としては、LINEモバイル申し込み時しかこのオプションは設定できないので、必要だと思う方は初めからつけておきましょう。
「10分電話かけ放題オプション」が利用可能
月額880円で「10分電話かけ放題オプション」が利用可能になります。
1回あたりの電話が10分程度、LINEでの電話には抵抗がある相手、より高品質な電話が欲しいなどなどの場合は契約するべきです。
通常30秒20円の電話料金がかかりますので、単純計算で約22分以上かけるのであれば元を取れます。
「いつでも電話」なら定額制ではなく利用可能で30秒10円の電話料金で使用できますので、どちらがよいかは使用頻度を確認してください。
LINE MOBILE(ラインモバイル)のデメリット・注意点
LINE MOBILEは通信速度が遅くなる?
LINE MOBILEにすると、大手キャリアよりも通信速度が遅くなる傾向があります。
地域にもよりますが、平均20Mbps出るとしたら、10Mbpsは下ると思います。
しかし、実はスマホ自体は2.3Mbpsあれば快適に使用することはできます。
僕は昔それよりも遅い128kbpsの回線(0.128Mbps)を使ってましたからね。
画質のきれいな動画を見ると動きがもたつくかもしれませんが、データ通信量がとても大きいのでそもそも見ないでしょう。
なぜ遅くなるのか。
それは大手キャリアのように自前の回線を使用指定のではなく、LINE MOBILEはドコモの回線を借りて運営しているため、どうしても回線の混雑する時間帯は通信速度が落ちる場合があるのです。
しかし、動画などに注意すれば支障はほとんどないと思われます。
LINE MOBILEはキャリアメールが使えない
LINE MOBILEに乗り換えし、大手キャリアを解約すると、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなります。
LINEの普及により使用している方は少なくなっているとは思いますが、メールアドレスが必要な場合はフリーメール(GmailやYahooメール)を使用する形になります。
音声通話simには最低利用期間がある
解約金というものは、最低利用期間内に解約する場合は支払わないといけない費用です。
まず、テータ通信simには解約金はかかりません。
しかし、音声通話simには12カ月の最低利用期間があり、解約すると9800円の解約金がかかります。
もし10カ月ほどで解約したい場合はすぐに解約せずに安いプランに変更し、13カ月目を待って解約しましょう。
プラン変更は無料でできるため、一番安いフリープランにしておけば月額620円でその間は済み、9800円も支払わなくても大丈夫です。
すでにiPhoneをお持ちであれば、料金シミュレーションで見たように月に4310円も安くなります。
3カ月で元は取れます。
試してみる価値は大いにあるでしょう。
じゃあ、一番安い「フリープラン」の「データ通信のみ」月額500円にする。
この選択をする場合は注意点があります。
プランの変更は基本的に無料でできますが、データ通信のみのプランはフリープランにしかなく、コミュニケーションプランにはありません。
そうするとデータ専用simをSMS付きか音声通話SIMに変更する必要があり、3000円変更費用がかかります。
今後プラン変更する可能性があれば、SMS付きのプランを選んでおきましょう。
LINE MOBILE(ラインモバイル)の使用方法・乗り換え方法
APN設定方法
LINE MOBILEの申し込みをしてsimカードが届いたら、設定しないといけないことがあります。
それがAPN設定です。
格安simを使用したことがある方はやり方を知っていると思いますが、初めての人はわからないと思います。
公式HPに載っていまして、とてもわかりやすいので以下そのまま載せます。
引用:https://mobile.line.me/support/apn/ios/
まずはSIMカードの入れ方です。




次にAPN設定の仕方です。





これで完成です! 思っていたよりも簡単だったと思いますよ!
MNP手順
1 MNP予約番号を取得する
ご利用中のキャリアの店頭もしくは電話などで「MNP予約番号10桁」を取得します。
各種窓口で「MNP予約番号を取りたい」と伝え、MNP予約番号と有効期限をメモしてください。
ドコモ:携帯電話「151」 一般電話「0120-800-000」
au:「0077-75470」
ソフトバンク:「*5533」
ワイモバイル:「0120-921-156」
2 LINE MOBILE申し込み
LINE MOBILE申し込み画面にて、プランの選択などをした後、「MNP予約番号」を入力してください。
有効期限が10日未満の場合は再取得が必要になります。
3 SIMカードが到着するのを待つ
4 SIMカード受取後、上記のAPN設定をし、MNP受付窓口へ電話する
MNP開通受付窓口(0120-889-279)へご連絡すると、約2時間程度で利用できます。
音声通話はさらに数時間かかります。
もし電話がなくてもSIMカードが配送された翌々日の午後に自動的に切り替えが実施されます。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
以上で設定はすべて終了になります。
文章にすれば長いですが、やることはわかっていますし、わからなければ問い合わせすれば大丈夫です。
LINE MOBILEにはLINEのカウントフリーを代表に他の格安simにはマネができない独特なサービスがあります。
積極的に使い、無駄なお金はかけないようにしましょう!

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